中古ワンルーム投資を選んだ理由

区分マンションに絞る

不動産投資をやろうと考えてからは、まずは知識をつけようと関連書籍やネット情報に多くあたりました。Amazonのkindle unlimitedも意外に充実していました。
片っ端から近くにある図書館の不動産投資関連の本を予約して借り、並行して楽待や健美家の情報も読んでいきました。

そうすると、一棟ものからチャレンジするのは経験や自身がなく資金面でも不安、中古戸建てや再建築不可、旧耐震はリフォーム業者との人間関係もなく専業大家になるわけでもないから時間をつぎこめるわけでもない…という自分の属性からは、区分マンション、そして中古、単身向けで都心近郊がよいように思われました。

区分マンションにしようと絞ってからは、良さそうな物件があれば積極的にマイソクの請求をして、エクセルで築年数や駅徒歩、家賃、管理費修繕積立金等をまとめた一覧表を作成し、相場感を養うようにしました。
また、一度読んだ書籍のうち、区分マンション投資についてのものを2度、3度と借りて読み直すようにしたところ、一度目では理解できずに素通りしていた箇所が理解できていたりと発見もありました。

中古・単身に絞る

区分マンションにも、新築と中古があります。また、ファミリーを対象としたある程度広いものにするのか、ワンルームなど単身者を対象としたものにするのかという点も決めないといけません。

まず新築ファミリーというのは、晴海フラッグの転売益を狙うようなスタイルもあるのかもしれませんが、金額も大きく、不動産投資未経験の自分が立ち上げたばかりの小さな法人で現金での購入をしたり、ローンを組んだりというのはありえないため選択肢から外れました。

中古ファミリーについては、単身者よりも長く住んでくれたり、賃貸中の物件を購入して空室になったら実需層に割高で売却できるという点は魅力的とも思いましたが、首都圏近郊での物件価格も高騰していたこと、リフォーム費用や期間が長そうなこと、また、単身用よりも、かなり購入にあたり学区や生活圏のことなど勉強が必要に思われたことから見送ることにしました。

そうすると残るは区分ワンルームです。

区分ワンルームのうち、新築についての危険性は嫌というほどにネット上でも注意喚起されています。新築プレミアムで割高、賃料の下落可能性や修繕積立金が上昇する可能性など色々なリスクがあるため、新築は選択肢から早々に外しました。
新築ワンルーム投資については、少し探すだけで、説明会に参加するだけで3万円、5万円といったギフトカードやアフィリエイト報酬を謳う会社が複数見つかります。
報酬の高さに正直なところ、心は揺れましたが、買う気もないのに個人情報を提出しないといけませんし、それだけ払って断るのが面倒だということと、興味なさそうにして報酬がもらえない可能性もあるだろうなと思い、こういった説明会への申込みはしませんでした。

これら検討を経て、自分の投資スタイルとしては中古の区分ワンルームと決めることとなりました。都心・準都心の立地の良い中古の区分ワンルームを割安に、できれば現金で、ローンで取得するものについては積極的に繰上返済をして、保有してゆこうというスタイルを決めたのです。

中古区分ワンルームのメリット

  • 手間がかからない
  • 1回のリフォーム費用が低い
  • 退去から入居までにさほど時間がかからない
  • 買いやすい値段で、いざ売却する際の流動性が高い
  • 複雑な商品ではない(戸建てやファミリー住宅に比べると考慮しないといけない要素が少ない)

こういった点が中古区分ワンルーム投資のメリットで自分に合っている点かなと思っています。